床下換気
換気システム導入で、床下の環境を改善し、
大切な住まいの寿命をのばします。
換気システムによる様々なメリット
- 建物が長持ち
- 冷房効率アップ
- カビ・腐朽菌対策
- 結露防止
床下換気装置の目的
- 床下換気装置は湿気を床下に滞留させない目的と木材中の含水率を下げ腐朽菌の発生を抑え腐朽菌の活動を休眠させる目的として設置するものです。
- 床下の湿気は自然現象にて床下の土間土壌・土間コンクリート・コンクリート基礎及び内コンクリート基礎に含む水分と気候により気温差が原因により結露等が常に発生しているものです。床下換気装置は床下の土間土壌・土間コンクリート・コンクリート基礎及び内コンクリート基礎に含む水分や結露による湿気を含む床下内気と外気と入れ替える目的です。
- 床下に使用している木材中の含水率が高くなると腐朽菌が発生し木材の強度を損ないます。木材の本来ある強度を保つ為に床下換気措置によって床下の湿気を含む床下内気と外気と空気を入替えする事により床下に使用している木材の含水率を下げ、腐朽菌が発生しにくい又は腐朽菌の活動を休眠させる事で木材の強度を保つものとして設置するのです。
- 床下換気装置の設置台数は一般的な住宅構造のテストハウスでの実験データを基準に設置台数をご案内いたしておりますが設置される建物の床下面積や高さ(床下体積)または内基礎の構造と内基礎仕切りの数により全て異なります。従って床下換気装置設置後は、床下定期点検により床下の木材に対しての腐朽菌等の発生状況において換気装置台数の不足がある場合は、台数増設または相乗効果のある調湿材をお勧めする場合がございます。
現代住宅の弱点
本来、日本の家屋は高温多湿の気候に合わせ、自然や季節との調和を考えた知恵の結集でした。
床下に注目してみると、高さを十分にとり、現在のような布基礎に囲まれることない開放的なつくりでした。
その結果、季節を通して自然な風が床下に取り込まれ、木材にとっても良好な環境が保たれていたのです。
現代住宅は高断熱高気密が進んでいますが、近年その弊害が指摘されはじめています。
床下の湿気による木材腐朽菌やシロアリ・ダニなどの発生が建物自体の強度劣化の原因でもあります。
建物をいつまでも健全な状態に保つためにも床下換気はとても重要なのです。